shygirl's diary

帰国子女だけど、主張は控えめ。

よく見かけるけど「なんか違うぞ…」って思う英語

「意味は通じるけど、なんか不自然な英語」って日常生活を送る中でゴロゴロ見かけます。服や文房具のデザインの英文は言わずもがな、トイレの注意書きとかも、文法的にも間違ってはいないけど違和感(´・ω・`)

というわけで、私が個人的に「なんか違うな…」って思った英語をちょっとだけ紹介します:

1.「~のリマインドです」

もはや頻繁に使われすぎてすっかり和製英語になったと言ってもよい「リマインド(remind)」という単語ですが、違和感を感じる時と感じないときがあります:

○「彼にもリマインドしておきます」
○「また来週あたりリマインドしてください」
×「明日の会議のリマインドです」
 
最後の文だけ×ですが、私がどう違和感を感じるのかというと、

『リマインド』じゃなくて『リマインダーの方がしっくりくるのではないか」と思うのです。
 
文法には詳しくないのですが、「remind」は他動詞なのに、最後の文では名詞として使われているからかなと思います。上の3つを英訳すると、
 
「I will remind him too.」
「Please remind me again around next week.」
「This is a reminder for tomorrow's meeting.」
 
最後の文だけ、「reminder」じゃないと(大抵の場合)文法的に間違ってるんですよねえ(;'∀')

というわけで、「リマインド」ではなく、「リマインダー」という言葉も普及してもいいんじゃないかなあと思う今日この頃です。

2.「アイスブレイクをする」

アイスブレイク=緊張をなくすための自己紹介ゲーム、

なんですけど、本当は英語では「アイスブレイカー(icebreaker)」なんですよね…細かい事を言うようですが(;^ω^)

ちなみに、授業とか就活とかでよく使われるこの「アイスブレイク」ですが、「欧米では頻繁に行われている方法で~」みたいに紹介されて「いかにもアメリカ人が好きそう」とか思われていそうですが、実際はアメリカ人も "icebreaker game" は大嫌いな人が多いです。

Icebreaker (facilitation) - Wikipedia, the free encyclopedia

3.「2 Buy 50% OFF

↓これ

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↓↓これ!!!!!!!!

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これは正直見るたびにイラッとする!!!!!

× "2 Buy 50% Off" / "1 Buy 1 Get Free"
〇 "Buy 2 Get 50% Off" / "Buy 1 Get 1 Free"

語順が違うだけですが、それだけで一気にネイティブじゃない感が…

これも多分、詳しくはないですが文法的な何かなんでしょうね。数字が後に来なくちゃいけない、みたいなルールがあるんだと思います。たぶん(;'∀')



と、いくつか挙げてみましたが…そのうちこういう和製英語(?)も気にならなくなってくるのでしょうか。それはそれで複雑な気持ちです。

では\( 'ω')/